2024年2月24日~25日
メンバー:YO,たもん,す~じ,MN(記)
○1日目 7:40スノーパーク尾瀬戸倉~12:20アヤメ平~
12:35中原山~12:45アヤメ平 イグルー作り
○2日目 7:45アヤメ平~10:05スノーパーク尾瀬戸倉
〈記録〉
この度前々からやってみたかったイグルーに初挑戦してきました。例会山行のスケジュールにイグルーの企画が書いてあったのを見て長谷さんにお願いして企画をやって頂きました。
ところが2月の末だというのに気温の上昇で山行日の直前は雨の予報。イグルーが作れる雪質なのか!? 不安の中、少しでも雪がありそうな尾瀬のアヤメ平に行くことになりました。そして直前になって諸事情でH夫婦が参加できなくなってしまい、先生がいない中でのイグルー山行は更なるピンチを迎えましたが、YOさんに計画を引き継いで頂き、各自事前にYouTubeで勉強してから臨みました。
スノーパーク尾瀬戸倉のスキー場からスタート、長い林道を歩いてから尾根を登り切るコースです。スキーのYOさんとす~じさん、スノーシューのたもんさんと私、スキーの方が圧倒的に早いかと思いきや、意外にも登りはスキーも中々苦戦するようですね。特に急斜面はスノーシューの方が優位な感じでした。下山の際はあっという間に離されましたが……。
今年は春が訪れるのが早いと感じていましたが、まだまだ尾瀬は冬化粧、青空をバックに樹林に着いた霧氷がとても綺麗です。アヤメ平に到着すると日光白根山や男体山、燧ヶ岳といった名峰が並ぶ。アヤメ平は名前の通り真っ平でイグルー作りに最適な場所でした。早く作りたい気持ちを抑えて、まずはザックをデポして少し西側にある中原山をピークハント。戻ってくるとお待ちかねのイグルー作りが始まる。
4人で泊まれる大きなイグルーを作るのは大変だと聞いていたので、各々個室を作ることにしました。雪質を心配していましたが、まずまず良い形のブロックを掘り出すことが出来ました。そして積雪量はす~じさんがプローブを使って確認したところ3m程度とのこと。流石唯一のイグルー経験者、しっかりと調べる所から始まりますね。それを聞いて僕も安心して作業に入りました。それから夢中になること2時間半、それぞれ個性的なイグルーが完成。
私は一回目は大き過ぎて屋根が繋がりそうも無い。作り直しの2回目は体を倒して寝るのが精一杯の小型サイズになってしまいました。それでも徐々に大きなブロックを作る事が出来てきたし、自分で建てたお家に大満足です。他の御三方は一回で成功??? ちゃんと丸っこいイグルーが出来ていました。夜間に崩れたらどうしようって不安もありましたが、雪が崩れて脱出できなければ笛を吹いてお互いに助けにいこう!って打ち合わせをしてイグルーで寝ることにしました。
夕食はテント内で皆でワイワイガヤガヤ。たもんさん特製の鶏肉の鍋を御馳走になり、お酒も進んで、良い気分でイグルーにて就寝。
皆さん各々のイグルー内では、風が吹くと寒かったり、足を伸ばすと冷たかったりと今後への課題はあったようですが、心配していた夜間に崩壊することは無かったので良かったです。私は夜はけっこう寒かったのですが、頑張って自分の建てたイグルーで朝まで過ごしました。
朝食はまたテント内にメンバー集結、YOさんの海老天そばをいただき、朝からお腹を満足させて下山開始。二日目はガスが多く展望はありませんでしたが、目的を達成したので大満足で下山しました。
下山後は温泉で体を温めて、地元の美味しいトンカツを食べて帰路につきました。
今回のイグルー山行を企画していただいたHさん、引き継いでしっかりと纏めていただいたYOさん、ありがとうございました。
来年は頑張ってもっと大きいイグルーを作るぞ~!