日付:2022年1月22日-1月23日
メンバー:太郎(記)、コマD
去年『熊』を登り、その隣の滝を残しておけるはずもなく、そしてまた新たに見えてしまった滝の登攀のため、4回目の三沢です。
ニ体の金剛力士「三沢大滝 右」「三沢大滝 左」
支流に潜む「熊」「子熊(本山行)」
同支流で息を潜める「ハンター(本山行)」
なかなか物語になりました。
今年も沢アプローチ。
7:00開運橋発
勝手が分かってても短くなるわけなく、ズボズボはまりながら汗だくで13:30熊穴沢出合BP地着。
去年ほどの積雪はないし熊親子のアプローチも分かっているので、熊穴沢を少し偵察しにいくことにする。
熊穴沢は出合からしばらくは両岸立っているけれど染み出し含めて滝らしい滝が無く、最狭部まで行って引き換えした。
翌日、まずは『子熊』を仕留めに行く。
■前衛の滝(コマD)
親熊は相変わらず下部も上部も凶暴そうだったのであまりジロジロ見ないでおいた。
なんと気が楽か、さっさと子熊を登りに行く。
■子熊(太郎)
なんと登りやすい氷か!快適である。
40mほどで右岸の灌木で終了。細引き巻いて下降。
さて、その後である。
この裏熊穴沢(仮)に入って前衛滝までの道中、左岸の木々の隙間から氷爆の頭っぽいのが見えていたので、もぐもぐラッセルすること30分。なんと悪そうな滝が現れたのである。
日当たりも良くジャバジャバシャワーが落ちている。
しかし危険な程ではないので登っておくことにする。
■ハンター(太郎)
シャンデリアをガッシャンガッシャン切り崩しながら土砂降りシャワーをヒーヒー言いながら進んでいく。
40mで落ち口、その先8m程進んで右岸の灌木で終了。
見上げると岩小屋が2つ並んでいた。熊親子の寝蔵かな?